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新しい朝が来た

その日暮らしなワタクシのこと
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父帰る

9月も終わりました。
今日で私の思い出話は終わりです。
長々とお付き合いくださってありがとうございました。
これからはまた通常営業に戻ります(予定)

またお馬鹿なことを書いていこうと思っておりますが、今回の修羅場体験をした後の私はもう以前の私ではありません。

これからの美螢に乞ご期待(?)

さて、8月1日のこと。
じたばたとあがいた土曜日。あがき疲れたというのもあるけど、どうにでもなれという気分にもなって、割と冷静に過ごしていました。しかし夫から連絡がないのは続いていて、私は前日連絡が取れなかった学生時代の友人に連絡を取ってみました。彼女もやはり精神的に疲れていて、同じような症状の夫に連絡を取ってきたことがありました。夫が行方不明になる直前に、コンタクトをとろうとした人でもあります。
私は彼女にここ数日間の事情を話し、私自身、何も手がかりがないので一体どうしたらいいか分からなくなってしまっている、という話をしました。
彼女は聡明で冷静で、そして自分の事情に鑑みて夫のことも分かってくれている人です。
?一人になりたいといっているんだから、それほど遠くに行っている訳ではないような気がしますね?
と彼女は言いました。
?もし車で出掛けているのなら、遠くに行くにはガソリンも必要だから、カードとかキャッシュカードでお金を使っていないかどうか調べたらいいと思いますよ?
「あ、そうか。カード会社とか銀行とかに連絡すればいいんだよね」 ?お金があるといろいろなことができてしまうから、カードを止めてもらうというのも方法ですよね?
「なくした、とかいって止めてもらっちゃえばいいのかな」
冷静な対応に私は感心しきりです。そんなこと思いつきもしなかったので驚きました。そして、方法は必ずあり、まだまだやれることがたくさんあるというのを知ることができたことで、私は心からほっとしたのでした。

月曜日に夫の会社に電話をして、無断欠勤なら警察に届けるつもりでいました。しかし、そうするまでに他にもできそうなことがありそうです。私はクレジットカードのネット照会の登録をして、早速調べてみました。カードは使っていないようです。どこかに泊まっているなら、宿泊先のホテルでも分かるかなと思ったのですが、それは分かりませんでした。まさか車の中で野宿でもしているのではと逆に心配になったりもしました。が、手段はある、というのが、とても心強くて、妙に安心してしまい、そうしたら何だか眠くなってきてしまいました。 子供たちにゲームやおやつを与えておいて、私は二階の寝室にばったりと倒れこみました。頭の中で「帰ってきても責めちゃ駄目」という言葉がぐるぐる回っていました。


時計を見ていなかったので、何時間寝たのかは覚えていません。目が覚めて、
「洗濯物たまってたなー」
と洗濯機に洗剤を放り込んでいたとき、がちゃり、とドアが開きました。
―――帰ってきた
いつもならどすどすと足音を立てて廊下を歩いてくる人なのに、私が洗面所を出ると夫はもう目の前に立っていて、上目遣いに、おびえた子供みたいな顔をしていました。
見るからにやつれていて「帰ってきたら怒鳴りつけてやる」と思っていたことなどどこかに吹き飛んでしまいました。
「ああ、おかえんなさい」
そういって頭をなでてやりました。
夫はぐったりと私の肩に頭を持たれかけてきました。そして、子供のようにしくしくと泣き出しました。
「ごめん」
といいかけるのをあえて無視して、
「良かった良かった。無事で帰ってきて」
と言いました。
本当はもっとゆっくり泣かせてやりたかったのですが、子供達が気配に気付き、廊下に様子を見に来たので、私は夫から身を離しました。そして洗濯の続きを始めました。
家事をしながら夫の様子を盗み見ていると、夫は明らかにほっとした様子でした。


これで私の「過去の清算」は終わりです。
夫が帰ってきた晩は、どういう訳か分からないのですが、どうしても夫に抱かれたくて、精神的に疲れきっている筈の夫にねだりました。これほどまでに自分を失っている夫と別れることを考えていた自分に罪悪感を感じていたのかもしれません。こんなときこそ夫にもっと寄り添わなければならなかったのに、夫を拒絶することしか考えていなかった自分が自分で許せなかったのかもしれません。
私は夫に激しく攻撃的なセックスを望みました。酒による攻撃衝動をセックスの衝動にに変えて欲しかったのです。
夫が私を責めることで自信を取り戻してほしかったのかもしれません。




それ以来夫はずっと会社を休んでいます。
家にいるときはごくごく普通に過ごしていますが(疲れやすくなっているようですが)やはり会社には行けないようです。夫の会社にはそういう人は少なからずいるようで、従業員のさまざまな事情に理解があるのが本当に有難いと思っています。
夫の代わりに私が日銭を稼がなければならない日がもしかしたら来るかもしれませんが、それならそれでいいと思っています。

夫婦や家族と言うものを改めて考えさせられた結婚9年目の出来事でした。
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