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新しい朝が来た

その日暮らしなワタクシのこと
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自己憐憫の心地よさ

私は不幸だ。誰も私の辛い気持ちなど分かってくれない。
くだらない馬鹿話にうち興じる事のできる友人はいるけれども、本当のことを話せて、共感してくれる人などいやしない。
私は幼い頃からあんなに不幸な目に遭ってきた。誰も私のことを受け入れてはくれなかった。だが私の親だけは私の味方になってくれた。だからわたしは親の期待に応えなければならなかった。私はいつも親の顔色ばかりを見てきた。親が悲しい顔をしていると悲しくてならなかった。親を不幸にしているのは私だった。だから私が親を幸せにしなければならなかった。私が親を笑顔にした。私がいないと親は幸せにはなれなかった。
私は親といつも一緒だった。何処へ行くにも、何をするのも。親と一緒にいるときは幸せだった。この時が永遠に続くものだと思っていた。
しかし、ある日突然、私の全く知らない人を親が連れてきた。
親の隣にはいつも私がいるべきだったのに、そこには私の知らないその人がいた。私はその人を憎んだ。その人から親を取り返したかった。
だがそれはできなかった。ある日私はその人に殺されかけた。酒を飲んだその人に、住宅街のど真ん中で押し倒されて首を絞められた。助けてくれと何度も叫んだ。近所の人が通報してパトカーが来た。だが誰も外に出てきてはくれなかった。誰も彼もただ遠巻きに私を見ていただけだった。
私はそいつと別れて、と何度も親に懇願した。だが親はそれを拒んだ。
あなたの娘を殺そうとした奴なのに。お願いだからこらえて頂戴と逆に親に泣かれた。
親は私の一番であったのに、私は親の一番ではなかった。
私のことを受け入れてくれる人は誰もいなくなった。私は完全に独りになった。

私は昔から作文が得意だった。悲劇的な文章を書くのは大の得意だ。だがギャグを書くのは苦手だった。
幼い頃からの自己憐憫体質が身に付いているのかもしれない。

私は人の同情を引くことで自分に有利に事を運ぶことを処世術として使っていた。可哀想なだけの私ではなかったことだけは間違いない。
小ずるかったし、醜かったし、、、、ってここでも自己憐憫モード。

何処までも自己憐憫モードが付いてくる。麻薬のようなものだ。気持ちよく酔える。
しかしこれにばかり浸り続けていると、いつかは自分の身を滅ぼしてしまうのだろうと思う。

過去は過去であり、それ自体は不幸せでも幸せでもない。過去は過去として受け入れ、現在のありのままの私を愛してやるというのが私の目標だ。

今日久しぶりに見たディズニー映画の「ライオン・キング」で、ヒヒのラフィキがシンバに言った言葉が心に響いた。
ラフィキはいきなり持っていた杖でシンバの頭を殴る。びっくりして「痛いじゃないか!」とシンバが言う。
ラフィキ「済んだことだ。過去のことだよ」
シンバ「……でもまだ痛いよ」
ラフィキ「その通り。過去の痛みはいつまでも続く。だが大切なことは、そこから逃げ出すか、それとも、そこから学ぶかだ」
ラフィキは再び杖を振り、シンバの頭を叩こうとする。しかし、シンバは身をかわしてそれをよけた。
まさにシンバは過去から学ぶことを知り、自分を取り戻すのだ。

私にも、ラフィキじいさんみたいな人がいれば良いんだけど、それは無理なので、せっせと自助Gに通っているのである。

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